ニーズ

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起業で一番最初に知っておいたほうがいいことは、まず自分が始めようとしていることに市場のニーズがあるかどうかです。

見込みできるお客様がいて、ちゃんとお客様がお金を払ってくれるかどうか。つまりお金になる仕事かどうか。

やりたいことがお金になるとは限りません。
やりたいことが素晴らしい社会貢献になると思えたり、これは絶対に売れると思うものでも、誰もお金を払ってくれないと意味がありません。

ビジネスは時代の変化によって変わっていく、水もののようなものです。
ITの進化、法律の変更、今よく売れているものも3年後にはどうなっているか全くわかりません。

母数が大きいにこしたことはありませんが、世界中の人が欲しがっていなくてもいい、特定の地域のごく一部でもいいのです。
要は「お客様が見える商品」でターゲットがいることが重要です。
母数の大きなものは案外あてにならないものです。

それよりは、コミュニティ会員がいるほうへアプローチしたほうが口こみで拡がって商品が売れる場合があります。
季節に関係なく、売り続ける商品やサービスかどうか見直してみましょう。
一定の季節にしかできないビジネスは、生活レベルまでの売上に達しないことが大いにあるので、危険ビジネスと言えます。

ニーズとは、お金を払ってでも、今すぐ手にいれたいもの。
お客様が買いたい・すぐ欲しいと思わない限り、財布の紐を緩めることはできないでしょう。
自分が買う立場になれば購買心理というものは理解できますが、商品を開発するときにすっかりそれが抜けてしまう人がいます。

ビジネスをやってみる前に、本当にニーズがあるかどうかを冷静に自問自答、そして周りの方達に意見を聞く事が大切です。

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