現代社会では、健康志向の傾向とともに、あらゆる種類の健康食品をはじめ、足りない栄養素を補いましょうと銘を打ち、様々なサプリが市場をにぎわせているのではないでしょうか。
これらの商品は、古来からの漢方の処方とは少し異なるにも関わらず、商品の冠として「健康」という言葉を掲げていることから、多忙を極める現代人は「これだけ摂取していれば健康を保っていける」というような偏った考え方に陥ってしまう人が多いようです。
特に生活リズムの不規則な人や、十分な食事がとれないような生活を繰り返している人などは、よくCMなどで目にしたり、ネット広告などに大きく頻繁に掲げられているような商品に頼りがちという傾向が見られているのではないでしょうか。
しかし、こういった宣伝を鵜呑みにし、安く健康を手に入れようとする裏側には恐ろしい落とし穴があるとも言えるのではないでしょうか。
「健康」という謳い文句を掲げた安いサプリの摂取量を増やしたり、服用を長期に渡り続けてしまうことで、反対に健康を損なってしまうといったリスクもあるようです。
それは、不要な栄養素であったり、摂取が過剰になってしまっていたり、また、薬との飲み合わせが考えられているようです。
もちろん、高価なサプリが安心ということでもなく、容量と用法を考えた上で摂取していかなければならないのではないでしょうか。
次々に店頭に並ぶサプリや健康食品の効用や、安全性などを理解し、商品として信頼できるかどうかをじっくり検討することも健康を考える上で大切と言えるのではないでしょうか。
自身の生活スタイルや体質などを考慮した上で、適当なサプリを適量服用できるよう心掛けていくと良いでしょう。
体質によってはサプリだけでなく、漢方薬や冬虫夏草のような生薬の処方というのも考えてみると良いのではないでしょうか。