薬というのは、市販薬でも病院で処方された薬でも、普段服用しているようなサプリなどと併用することにより相乗効果が期待出来るものがあるようです。
しかし、それとは反対に、飲み合わせによっては吸収をしにくい環境になってしまったり、効が感じられないような状態を引き起こしてしまうこともまた事実と言えるでしょう。
また、最悪の場合、体調不良になってしまったりといった問題も起こってしまいかねないようです。
こういった状態を「相互作用」と呼んでおり、薬の服用の際は十分に気を付けなければならない点と言えるのではないでしょうか。
本来であれば、ドラックストアなどでサプリを選ぶ際にも気を付けたいところですが、CMや広告などを鵜呑みにして簡単に商品を選んでしまうのが現実と言えるでしょう。
人の目を引きやすいパッケージや「飲むだけで健康」といったような聞こえの良い安価な商品というのは注意が必要と言えるかもしれません。
相互作用を避けるためには、成分表の明記されたものを選び、現在飲んでいる薬などとの関係性を理解して服用する必要があると言えるでしょう。相互作用を回避するためには、一度サプリの服用や健康食品の摂取をやめ、処方された薬だけを飲むようにすると良いでしょう。
どうしても続けて服用したいと考えている場合には、服用中のものを病院に持参し、医師や薬剤師に相談するようにすると良いでしょう。
また、体質などの問題で、サプリだけを服用しているのに体調不良になってしまったという場合は、すぐに服用をやめ、医療機関に相談するようにしましょう。市販薬のなかにはアレルギーを引き起こしてしまうような成分を含むサプリがないとは言い切れないため、専門家の指示を仰ぐことは重要と言えるでしょう。
医薬品をどうしても服用したくないという場合には、漢方での治療相談をしているような医療機関を選ぶのもよいでしょう。