「不定愁訴は仮病なのでしょうか」これはとある男性が「一度歯科医院に行ってみたら？」と言われて歯科医院を訪れた時に相談した話です。その男性は続けて、「ここ１か月ほど、原因不明の体調不良に悩んでいる」との事。先日やっと病院へかかり、吐き気を伴う激しい頭痛・めまい・倦怠感・微熱が続く・寝汗・不眠・動悸といった症状があると言います。しかし診察した医師には「不定愁訴は結局仮病みたいなものですからね～」と言われてしまったのだと男性は話します。本当につらく、ずっと悩んでいたのに仮病だと言われてしまい、悲しくなってしまった男性。しかし、整形外科・整骨院・耳鼻咽喉科・心療内科を受診する中で歯科医院を紹介されたのでした。ストレス社会と言われる現代。多くの人が寝込むほどでは無いにしても、いつも何かしらの体調の悪さを抱えてしまっているのです。決して他人事とはいえない事です。あなたがもしそうなったら、何かのお医者さんに相談しますか？実はあまり知られていませんが、肩こりや頭痛・手足のしびれといった体調不良など、いわゆる不定愁訴の症状が、噛み合わせや顎関節の不具合から生じてしまっているというケースは少なくないのです。しかし全身の体調不良に対して歯科という考えは盲点となり、色んな病院にかかって原因を探しているのに一向に治らずに悩んでしまうというケースも少なくないようなのです。お口は全身の健康状態と深く関係しており、なんなら直結していると言っても過言ではない大切な器官なのです。不定愁訴の発症につながると思われる代表的な症状、いびきやはぎしり、口臭、舌痛症など身近な問題の悩んでいるという方は、一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。
歯科医院でこんな事も相談できるの？！
