オフィスのコンセプトを定め、レイアウトを考えるという段階になってきたら、必要なスペースの位置を定めなくてはなりません。会議室や応接室、ロッカー、倉庫などをどの位置に定めるかによって、機能性も大きく変わってきます。例えば給湯室は出入りがしやすい位置、外部スタッフと打ち合わせが多い場合は入口の近く、といった具合です。特に会議室については、どのように使うのかを考えておく必要があります。例えば重要な会議が多いという場合には、人通りが多い通路から離れたスペースに定める必要があります。逆に重要度が低く、なるべく多くの人と意見交換をしたいという場合には、通路のそばなど、入るやすい場所に置く必要があります。自分の会社がそれぞれのスペースをどんな用途で使うのかを、きちんと考えておきましょう。また、オフィス移転を検討する際にはこれらのスペース位置についても改めて考え直す必要があるので、気を付けた方がいいでしょう。